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CivilizationIII  PTWリプレイ #1


CivilizationIII Play the World リプレイ
「Play the World your world histoy - The history of wingston's Egypt」

written by wingston

■はじまり
1.14Fpatchになってマルチプレイがまともにできるようになったよ。
チャットもやりやすくなったしタイムラグも大分解消された。
今日外人さんと2ゲームやったのでそのプレイレポート

ゲーム1
ターンレス、small、標準ルール、俺エジプト
初期地点、牛一匹川ありでかなり良好。しかし探検してみると
周り砂漠・・・。ターンレスは操作は忙しいが進行速いので
一人プレイの時みたいに快適に進む。都市5つくらい作ったところで
人間プレーヤーと出会う。相手メリケンで使用civも当然アメリカン。とり
あえずlove&peaseとメッセージ送っとく。地図交換してこの大陸はメリケン
と二人っきりということに気付く。都市作りきって、
改善も結構進んだところの国力差は6:4でメリケン優勢。メリケンが
大図書館建設。わが国は当然技術開発ストップし、軍事ユニット開発に専念。
既知の文明俺しかいないのに大図書館建設するアメリカンは頭悪いなと思った。
剣士10ユニット程作り終えたぐらいでメリケンが宣戦布告。Horsemanで攻めてくる。
剣士で対抗、その後1時間くらい延々と戦争し続けた。このままではらちが
あかないのでV作戦を計画。首都とその周辺でガレー船20隻建造。首都防衛軍
及び辺境の兵全てをガレー船に乗せ敵首都に向かう。こちらの意図を察知されぬよう
ガレー船一隻づつ時間をかけて前線の都市に入港。前線の都市で精鋭兵を拾い、我が
軍の8割を船に乗せる。艦隊が前線都市を出航したときにはさすがに敵も気付いていた
ようだが、長い戦争によって前線の交通路はずたずたになっていたので前線の兵は送れず
我が軍は敵国土を蹂躙することに成功した。メリケンはlike Normandyとか逝ってた。


国土を蹂躙(都市、改善の破壊)してこのまま滅亡に追い込んでやろう
としてたんだが、敵は人間、そう一筋縄ではいかない。敵最前線都市にいる
膨大な兵力が我が前線都市に押し寄せてきた。我が艦隊出動直前の時期、敵軍団は
兵力再編期(HPの回復、後方都市からの兵補充待ち)であった為、前線から
兵力をを一時的に空けることができた。(艦隊出撃は補充兵が敵後方から離れ、前線
に到着する直前に行った)主力軍団は敵領土後方を蹂躙してるので、兵力激減した
我が最前線部隊では前線を支えきれない。やむなく前線都市のAbydosとその一帯の
領域(Hieraconpolis、El-Amarna)を放棄。もちろん放棄領域の改善は全て破壊しておく。
V作戦計画以前から想定していた最終防衛ラインの丘陵要塞都市Byblosまで後退する。
敵はByblosのある丘陵1マスを経由してでしか陸路でこちらに侵攻できない。敵後方破壊に
よって国力が逆転するまで持ちこたえてくれたらそれでいい。敵は今更後方まで戻っても
遅いのが分かってるらしく、我が放棄した領域を併合した後、全力で攻めてくる。が、
丘陵+城壁の効果は偉大であり、我が国の誇る槍兵6部隊はよく凌いでくれた。本国からの
支援兵第二波もちょうどこのとき到着したので大分楽になった。この頃我が主力軍団デストロイヤーは
都市5つ、改善も敵領土半分くらい破壊したところだったか。敵は本国からの支援部隊がないにしても
主力がHorsemanなだけになかなか数が減らず、よく戦っていた。Byblosが落ちれば我が国は最早守備兵0
の無人の荒野である。なんとしても守り抜かねばならなかった。そうこうしてV作戦発動から40分ほど
戦っていたが、ついにByblosが落ちた。 〜続く〜


「残った敵の数、そう多くはない!」とクレオパトラ閣下が言ったかは
定かではないが、Byblosを落とした敵の残存兵力はHorseman7騎程度っだった。
その時我が主力軍団デストロイヤーズは大陸北東の肥沃な草原地帯、
かつてワシントンと呼ばれた都市があった周辺を荒らしまわり、敵の有力な
生産都市は破壊し尽くしていた。残った敵都市は我が国が放棄した3都市と
北西の貧相な砂漠、山岳地帯にある2都市だけである。国力では既に逆転している
のでこの戦争の勝利は間違いないものなのだが、Byblosを突破した敵精鋭兵が問題
であった。生産中の物を除いて既に守備兵は無く、これを放置すれば首都、そして
最低でも2都市は破壊されてしまうだろう。そうすれば他の大陸に居る文明に大きく
差を付けられてしまうのは間違いない。それに国土をずたずたにされ過ぎた。
ここいらで仕切り直しが必要だろう。クレオパトラ閣下は今は敵の首都となっている
Abydosにてアメリカと和平交渉に臨んだ。
*ここから先はメモ取ってないんで正確じゃないかも*
'Hey,man! What happen? you are about to win.'
「和平交渉に来た。我が国の属国として生きよ。」
'What does it mean? do you intend not to destroy me?'
「そうだ。その代わり条件がある。聞いてもらえるかな?」
'ok hear'
「1.貴国の軍隊の引き上げ、及びEl-Amarna以北への撤退」
'I see'
「2.Byblosの放棄」
'...I see'
「3.Washington、New York、Boston、Philadelphia、Atlanta、
Chicago、Seattleの都市領域の譲渡」
'No'
「貴国は敗戦国だ。我国はそれなりの賠償を請求する権利を有すると
思うが?それとも滅ぼされたいかね?」
'hmm...I see. But I wanna keep Seattle and Chicago. Seattle is my
homeland'
「hahaha...承認しよう。生産力のある都市がなければ貴国もつらいだろうしね。」
「4.貴国の全贅沢品の無償提供」
'I see'
「5.アメリカはエジプトの属国であるとチャットで公式宣言すること。」
'No. youre crazy! you dont need it.'
「Destroyer need your blood!! 'To Be or Not to Be' That is the problem. dont you think so?」
'Definitly No! I'll stop this game. But I admire it unofficialy'
「Ok. good compromise.」
「1〜4の条項をNankyoku treatyとしてチャットで公式宣言しても良いな?」
'......I see. youre tyrant'
「褒め言葉として受け取っておこう。我国の要求は以上だ。貴国から何か要求があれば聞くが?」
'I hope an alliance. other civ will invade our continent someday.'
「いいだろう。エジプトはアメリカを保護しよう。」
'But the alliance will be cancelled at the time America get the Motorized Transportation'
'I hope we are going to share our tech.'
「いいだろう。宗主国は属国に対して寛容であるべきだ。sakuhouという言葉を知っているかな?」
'I dont know what you said. explain it to me
「これで終わりだ。共に協力して西の脅威に対抗していこうではないか。」


ゲーム終盤頃、西方大陸の中堅国ドイツから裏取引を持ち込まれた。
当時エジプトは新大陸侵略の橋頭保として2都市を所有していたが、その
二都市をドイツに譲渡する代わりにおまえの大陸を統一させてやる、と
ビスマルクが言ってきた。禿げは序盤でいきなり戦争しかけたりして
はっきりいって信用なかったが、エジプトは新大陸攻略が手詰まり(むしろ
押されてた)ので禿にお願いすることにした。南極条約にやその後のチャット
によりエジプトとアメリカの関係は周知となりエジプトは自分からアメリカを攻める
ことはできなかった。(そんなことしたら世界を敵に回してしまう・・・)
そこらへんを禿げは見抜いていたようだった。しばらくたって禿から連絡が入り、
Byblosに軍を集中させとけと言われた。新大陸駐在兵を除いて攻撃ユニットを
全部Byblosに移動した。ready。と禿げに通知。すると、ドイツ大艦隊が四方から
我が領域内に侵入してくるではないか!嵌められた・・・?


禿に最後通告
「結構な艦隊だな。それ以上侵入すればAthribis、Mendesの全軍で以って
貴国に侵攻する。今の貴国の軍勢では支えきれまい」
「待て。早まるな。エジプトを攻撃するつもりはない。これからアメリカと
同盟を組み、貴国に宣戦布告するが、私の艦隊はエジプトを通り過ぎて背後から
アメリカを襲う。」
「なるほど。Yo're excellent」
とんでもない野郎だと思った。しばらくして、アメリカとドイツが宣戦布告
してきた・・・。便乗野郎が出てくるのではないかと(特にキムチ)心配したが、
そこは禿がうまくやってくれたようだ。あらかじめ兵力集中していたByblosが
落ちるはずもなく、背後からドイツ艦隊が急襲した後、あっさりとアメリカは滅亡した。
ドイツの裏切りを知った後、メリケンはここに書ききれないほどの罵詈雑言を
発していたが、そんならおまえんところのCIAはどうなんだと言ってるやつも居て笑た。
旧アメリカ首都ワシントンにForbidden Palaceを作っていた為、アメリカ滅亡後、
新都市を5つ建て、我が国の国力は更に増大した。新大陸の2都市はドイツに
引き渡し、新大陸の教頭簿は無くしたが、海軍力の増強によって来る工業化時代
に備えることにした。驚いたのが、禿に引き渡した二都市がすぐにキムチの物になっていた
事である。禿に問い合わせてみたところ技術と交換したということだが・・・。もしかしたら
キムチが裏で糸を引いていたのかもしれん・・・。
その後、エジプト・ドイツ・キムチ対世界となった・・・。


<現在の勢力図>

 エジプト   国力 10 東方大陸制覇し、漢中王(Kan-chu-King)と名乗る。世界領土の4割を占める超大国なれど、西方諸国に対し技術的に遅れる。
 フランス  国力 4 西方大陸北西部に位置する強国。肥沃な大草原を持ち、都市間隔1マスで草原を徹底利用。都市数、生産力で西方諸国では 群を抜く。
 ドイツ  国力 3 唯一領土に川を持たない国。国土の殆どが平原、丘陵。生産力に優れる。西方大陸中央部に位置する地政学的に最悪の地点。いままで滅ぼされなかったのは禿げの知略の賜物か。
 ロシア  国力 2 人間プレーヤーの中ではおそらく最弱。古代ではかなりの領土だったらしいが戦争によって疲弊。人間プレーヤーとの和平交渉で国土を切り売りしてなんとか凌いできたらしい。西方大陸南東部。ちなみにエジプトもロシアを恫喝して西方領土を得た。(ドイツに譲渡した領土)
 キムチ  国力 2 西方一の困ったチャン。とにかく自己主張が激しい。サミットでもよくしゃべる。西方大陸中西部草原と川が豊富な風光明媚な場所に都市を構える。技術的に先行しているらしい。
 モンゴル  国力 3 コンピューター。西方大陸中東部〜東部に位置する。現在のところ人間プレーヤー同士の戦争の緩衝地帯となっている。フランスが自分はモンゴルの保護者だと勝手に名乗る。そのせいでモンゴルを巡って戦争がたびたび起こったらしい。しかし漁夫の利を得てモンゴル勢力拡大。話の通じないヤツ。
 中国  国力 0 コンピューター。既に滅びた。領土はドイツ・フランス・キムチに分割されたらしい。
 アメリカ  国力 0 既に滅びた。謀略の犠牲者。全ては禿げのせいだ。俺は悪くない。


■1.エジプト
その頃のエジプトの海軍力は時代遅れの装備(Caravel)ながらも圧倒的な生産力で数を揃え、海軍力は優勢と
言えた(戦争は数だよ兄貴!)西方領土をドイツに譲渡し、新大陸への教頭簿を失っていたので、陸軍兵は都市守備隊
だけとなり、技術開発のための軍縮を続けていた。アメリカ併合後、エジプトはモンロー主義を掲げ、西方大陸の争いには
不干渉の立場をとっていたので各国の反感を買うことはなく、エジプトは100年ほど戦争の無い平和な時代となった。

さて、国内で必要な公共事業もあらかた終わり、西方から大量の贅沢品を輸入。国民も大満足な我がエジプトだが、
一つ致命的な問題があった。
それは西方諸国との間の技術的格差である。西方では騎兵隊が主力だってのに我が軍の主力は騎士・・・、西方では
もうすぐ工業化時代入るところなのにエジプトではやっと化学を発見したという段階である・・・。序盤のアメリカとの800年
戦争が大きく響いていた。西方諸国で鉄道が敷かれたら生産力に於いての我が国の有利は一気に崩れ去っていくだろう。
その前に手を打たなくては!

ここは何としても新しい技術を西方から導入しなくてはなるまい。今まで散々断られ続けたが今度は本気だ。国内整備も
終わったことだし、モンロー主義を放棄してでも技術援助を取り付けなくては!
まずサミット(全体チャット)でオークションしてみる。お題はCaraval10隻。落札者にはCaraval10隻が停泊してる辺境都市を
譲渡し、Caravalを受け取ったらその都市を返してもらう。トレードは金銭じゃなく技術もOK。各国とも戦争で忙しいから金なんか
出せまい。二束三文で技術を得る良いチャンスだ。うふふ。ドイツ(港が1港しかないので海軍力増強に苦労してる)とフランス(西方
では一番金持ってそう)とキムチ(とにかく何でも張り合いたがるからなぁ・・・)が参加。すぐに金500まで上がった。結局ドイツが落札。
ローンで払うとか逝ってきた。ちっ・・・目論見は外したがしょうがない。


■2.仏独韓露対埃技術協定
サミットでは技術供与するのは他の目もあって難しいのかと思い。個別交渉に赴く。
まずドイツに1技術につき600Goldと提案するが蹴られる。絶対足元見られてるな・・・
フランスにも同様の提案をしたが、金銭では動かぬと言われて蹴られた。おまいら騎兵隊
作ったら絶対蹂躙しちゃうぞ〜・・・ってことでロシア!滅ぼされたくなかったら職業軍人渡せやゴルァ!
と最大剣幕で脅したがあっさり断られる。騎士20騎との交換も持ちかけたが断られる。何故だ・・・。
こんな弱小国がこれだけの餌を目にして断るとは・・・歯ッ・・・もしや・・・!
「我が国に対する秘密協定があるのではないか? 教えろ、情報料として10Gold per提供しよう。」
「OK。いいだろう。先に物を渡してもらおう。」
「詳しいことはドイツから聞け。何かあったら”ロシアがよろしくと言っていた”と言え。」
(ふむ・・・ドイツとロシアは相当緊密な間柄らしいな・・・ドイツが主でロシアが従か・・・)


ドイツ(禿げ)と会談。
禿げ「どうしたのかね?我が貴重な戦友よ。」
漏れ「我が国に対する技術交換禁止協定が結ばれているようだ。貴公もこの協定に参加しているのか?」
禿げ「ほぅ・・・。誰からその事を聞いた?それとも貴公自身で気がついたのかな?」
漏れ(ここは禿の漏れに対する株を上げておくか・・・利益提供を受けているロシアが自分から言い出すとも思えんしな。)
漏れ「私自身で気がついた。こんな協定を思いつく輩は貴公しか居ないと思ってな・・・貴公に訊ねに来た。」
禿げ「残念ながら、貴公の考えている通りだ。西方諸国はエジプトへの技術協力を禁止している。
   戦車で貴公を捻りつぶした後の領土分割まで我々は考えているよ。戦うかね?それとも座して滅びを待つかね?」
漏れ(ここは正念場だな・・・。しかし、禿にしてはよくしゃべる・・・。妙だ・・・追い詰められるように誘導されている・・・?)
漏れ「そうか・・・。貴公は私を誘っているのだな・・・」
漏れ「いいだろう。貴公と組もう。貴公のような知恵者と組めるのだから本望だ。例え利用されて捨てられようともな・・・!」

こうして最初の祭り(世界大戦)を引き起こすことになる、独埃枢軸が誕生した。


外交成果によって技術が得られない場合は諜報活動による技術奪取も考えてはいた。
金は掛かるし反感を買う怖れはあるし、姑息でつまらないのであまり好きではないが・・・。
この段階(ドイツ会談前)で考えていた戦略は、
@西方諸国の争いを激化させ、我が国に支援を求めるように仕向ける(我が国の基本戦略ではある)
Aロシアを殲滅する。(我が国の戦力であればロシア一国程度であれば電撃戦を仕掛け落とせると思う)
  その後ロシア領土を各国に分配。どさくさに紛れ技術を手に入れる。この作戦はリスクが大きい上に
  遺恨・不信を残すことになるので下策。
B諜報活動による技術奪取。個人的にあまり好きじゃない。
  でも軍事計画や都市情報をスパイするのは大好き(っていうかしないと勝算のある戦争できない)
C究極の外交戦略:死の商人戦略
 我が国の豊富な生産力を活かしてユニットを販売。(都市譲渡−返還の方法)当然秘密契約とし、
 対立陣営にも販売。軍事力を我が軍に依存させる。世界中から金が入ってきてうっはうは!後は技術開発
 でも施設建設でも諜報活動でもお好きなように。
 成功したら最強だが、この戦略には卓越した外交技術が必要である。英語で伝えたい事半分くらいしか
 伝えられない漏れでは無理だろう・・・。それに禿げに見抜かれて邪魔されるのは必至!
 
 まぁ結局ドイツとの同盟が成立し、無難に我が国の基本戦略で行くことにした。

同盟が決まった所でもう11時間近くゲームやってたので流石にみんな疲れた
らしくゲーム中断。最初からここまでノンストップでやってた。ロシアとフランスは
上司に怒られるとか言っていた。ドイツはノープロブレムだと。キムチはこれから
徹夜明けで学校らしい。某ネトゲ少年のようになるんじゃないぞ。逝キロ。セーブデータは
別に誰が保存した物を使ってもいいのだが、一応ホストである禿げのを使うことにした。
次のゲームの日時を決めて解散。ドイツから次のゲームが始まる前に打ち合わせをしよう
と提案される。サミットで言ったので周りにむちゃくちゃ警戒される。

んで2日後、ICQで禿げと会談。
禿げ「今度勃発させる大戦はそう長期的なものにするつもりはない。
   我が同盟国の優位をちらつかせつつ、外交交渉によって実利を得る。」
漏れ「そうする為には大量の兵力とそれを効率的に運用し、実際の兵力
   以上に見せる必要がある。独埃対他では我が軍が国力的に劣っているのではないか?」
禿げ「その通りだ。しかし、軍事力では劣っていないと考えている。我が国は
   長い間争いから遠ざかっており、その間に騎兵隊50騎を温存してきた。」
禿げ「それに策もある。私に任せておけ。」
漏れ「貴公の策は信用するが、それが私を陥れないとする保障は何処にあるのか?」
禿げ「ところで、先のオークションではよくもやってくれたな。」
漏れ「??何の事だ。」
禿げ「都市譲渡した際、都市駐留ユニットは首都に戻される。Caravel10隻はThebeに戻されたはずだが・・・?」
漏れ「・・・!?(青くなる。配備したおぼえのないCaravelが首都に居たような・・・)」
禿げ「貴公はシステムをよく理解していないのではないか?30分時間をやろう。確かめてみたまえ」

Civ関連ページを廻って調べてみる。確かに都市譲渡してもユニットは譲渡先の国には譲渡されない。
首都に戻されるみたいだ・・・。しかしそれなら何故クレームをつけなかった・・・?
それとも入札時から判っていた?ぇぇい禿げめ!貸しを作ったとでも言うのか!?

禿げ「たった500goldで大国に対し外交カードが持てるのだから安いものだよ。」
漏れ(これが本当の”駆け引き”か・・・まぁ確かにキムチに落札でもされていたら大変な事に
    なっていたのは疑いないが、なんか釈然としないな・・・)
禿げ「とにかく、今回の戦争、和平交渉は私主導でやらせてもらうが、それでいいな?」
漏れ「・・・いいだろう。お心遣いに感謝する。」

しっかし禿げはいったい何者だ? この外交技術は只者じゃねぇぞ! と思い、聞いてみる。
漏れ「これはゲームについての事と関係ないのだが、差し支えなければ教えてください。あなたは
   何かのシンクタンクで働いているのですか? あなたのintelligenceに尊敬しますた。」
禿げ「君の考えている通り、私はユダヤ系の国際政治に関するシンクタンクで働いている。わたしが
   PTWをやっている理由はこれが頭のいい体操になるからだよ。」
漏れ「もしかして、ロックフェラー?」
禿げ「私がこういう事を話すとみんな決まって私のことをロックフェラーだのロスチャイルドだのモルガンだの
   言うが、残念ながら違うよ。私はしがない研究者さ。ただ親の代からの遺産があるから働かないでも
   暮らしていけるがね。」
漏れ「話してくれてありがとう。貴方のような人とCiv3やれるのは本当に楽しいし嬉しい。これからもよろしく
   お願いします。」
禿げ「私も楽しいよ。こちらこそよろしく頼む。」

良い人と知り合えた。こういう事があるからネトゲは止められないとおもう。


漏れのために禿が今までの経緯を教えてくれた。
まず、対埃技術交換禁止協定の内容は
@エジプトに対する技術交換及び譲渡の禁止。
Aエジプトに対しこの協定の内容及び存在することを公開しない事。
Bこの協定を破った国は多国籍軍によって制裁される。
ドイツが提案。キムチにこの制裁の意義をくどくどと説かせたらしい。
それにつられてフランス、ロシアも同意。
この協定は本来の協定の目的以外に様々な部分に於いて応用可能であり、
禿はフランスがそれについて知恵を巡らすことがないか心配していたらしい。
その後がかなり複雑だ。漏れは理解するまで5回説明してもらった。
(複雑でそのまま説明しても理解し難いので禿だったらこういう風に話すだろうことを
 想像して書きます。)
禿は協定締結後ロシアに話を持ちかけ、
「良い話がある。貴国ににとって領土を広げる良いチャンスだ。
 エジプトが秘密協定のことについて聞いてきたら私に取り次いでくれ。
 その後キムチが協定の事を知らせたと私とエジプトは宣言する。そうしたら
 私たちを支持してくれ。キムチ制裁後の領土分割はロシアを便宜しよう。
 私はキムチを潰したいだけだ。キムチには個人的に恨みがあるからね。」
 (ロシアが”便宜”だけで動いたかは疑問。漏れの知らない外交カードを禿は
  持っていたのかもしれない。)(ロシアの役割はエジプトをドイツに取り次ぐ、ただ
  それだけ。)


キムチには条約締結前に話を持ちかけていた。
「良い話がある。貴国ににとって領土を広げる良いチャンスだ。
 長い話だが良く聞いてくれ。私はこれから世界大戦を起こすかもしれない。
 勝算はある。まず最初にこの条約(省略)について支持してくれ。エジプトとドイツが
 犯人はロシアだ!と宣言したら、多国籍軍隊によるロシア討伐を支持してくれ。
 私はロシアを支持し、ロシアと共に戦う。貴公はロシア討伐側に付くが、途中で裏切り、
 前線と後方の交通を遮断、反転してフランス諸都市を襲え。その頃にはエジプト軍も
 海路よりフランス都市部に上陸しているはずだ。そうすれば我が軍は有利な条件で講和できる。
 もちろん貴国にとっても得るところは大きいだろう。」

この戦争で我がエジプトがすることは
@ロシアから秘密協定を聞いたと吼える。
A我が国は多国籍軍に参加。主力は海路を大きく
 迂回してフランス都市群に接近。別働隊を多国籍軍として
 ロシアに派遣。キムチの裏切りに呼応して我が軍も裏切り開始。


この作戦が成功すれば事実上フランスの一国叩きである。(モンゴルは無視して)
これだけ有利な条件が揃えば有利な条件で講和と言わずにフランス殲滅することもたやすいだろう。
フランスをそのまま殲滅しないのは何故か?それはおそらく我がエジプト軍の進駐を恐れてである。
フランスは国土も都市も多い大国である。この時の西方都市の3分の1はフランスの物だ。それを殲滅するとなると
相当の激戦になるのは疑いない。西方大陸の戦後は第二次大戦後のヨーロッパのようになるだろう。そこに元気な
エジプト軍が乗り込んで来てはたまらないからだ。私もそのことについては考えてついていたのだが、
ここでフランスを殲滅させてもつまらないので黙っておくことにした。

禿にとってはこの作戦は数ある仕掛けておくべき作戦の一つに過ぎなかったのだろう。
エジプトが秘密協定の存在に気づかないならば、エジプトのプレーヤーは頭が働かない
存在であり、技術的にも遅れた国家であり、ドイツが今後脅威に感じることはない。
秘密協定に気づくのならば取り込んでおいて味方に付けておくべきだと感じたのかもしれない。
おそらく私を試すためだけにロシアの役割(漏れをドイツに取り次ぐ)を設定したのだと思う。


ロシア側の意向ははっきり言ってどうでも良い。キムチを攻める云々のくだりもただのハッタリ。
フランスが攻めてくれば戦わざるを得ない。ドイツが背後を取っていて、しかも戦争に協力している以上ロシアが
ドイツを攻める選択肢は論理的でない。フランスはこれが全く公式のロシア討伐戦であると思っている以上
(ドイツ、キムチ、エジプトが煽っている)背後の事情を知らないロシアがフランスを説得するのは不可能である。
(注)あくまでこれは計画段階。実際にどうなったかは次回のお楽しみ。

不思議については確か、
アレクサンドリア図書館、かなり昔に我がデストロイヤーズによって破壊される。
指揮官はこれはジハードだ。破壊するのは歴史的で良いと言っていた。
ピラミッド う〜ん。フランスが完成させたような・・・。
孫子 これはドイツ
The Colossus これはキムチ
The Great Lighthouse これは漏れ。戦争中なんとか完成にこぎ着ける。
The Great Wall これはフランス。今思えばフランスのしぶとさはこれの為でもあったかな。
The Hanging Gardens これはロシアだったような・・・
Leonardo's Workshop これはドイツ。
Magellan's Voyage 大戦後うちが頑張った。作戦の幅が広がるからな。
The Oracle ロシアだったような・・・

あと、ドイツはロシアと長い間、盟友だったらしいのでドイツが協定に逆らって
までもロシアに付く流れはそう不自然ではなかった。大陸真ん中のドイツは
どこかと組まなきゃやってられなかったのだろう。


現在のプレイ状況は技術はmodern timesに入った所。ロシア(自分から辞めていった)、モンゴル脱落。
ロシア、モンゴル領土がドイツ、フランスに分配されたので、相対的にエジプトの国力的が下がる。
エジプト自身もドイツ、フランス、キムチ連合に対して租借領(100年後返還)として北部3都市を奪われているので、
大規模な作戦行動は取れず膠着状態。目下ICBMの扱いについて激論中。我がエジプトと西方最大勢力に
伸張したドイツは核兵器反対しているが、弱小勢力キムチは核兵器マンセー、フランスは核兵器黙認の方針らしい。
まぁウランがどこにあるのか分からないのでまだ何とも言えないのだが。
次のプレイは3日後、次で完全にこのゲームは終わるだろう。世界は核の炎に包まれるか!?


■第1次世界大戦 〜発端〜
漏れ「職業軍人キボンヌ」
禿「逝ってよし」
くっそ〜・・・そう甘くはないか・・・
禿との会談も終わり、戦略的な打ち合わせ(兵展開のタイミング)も終わった。
キムチとは事前にICQで打ち合わせしていたらしい。禿はこのゲームの前からキムチと
知り合い(ゲーム仲間)だったそうだ。

まず、計画の兵運用について整理してみよう。
@フランス軍をロシア征伐の名目でフランス国内から引きずり出す。
Aキムチ軍がそれに続く。フランス軍を対ドイツ・ロシア戦局に固定。
Bエジプト軍別働隊が到着し、頃合を見計りキムチ軍裏切り開始。前線と後方の交通路を遮断。
Cエジプト軍とキムチ軍、フランス軍の退路を遮りドイツ、ロシア軍と共にフランス軍を包囲殲滅。
Dエジプト軍主力、フランス沖合いに到達。フランス本土を急襲。
これで我が同盟軍(非情裏切り軍)は大した損害を出すことなく、フランスを落とせるだろう。
この芸術的な作戦が成功すれば後世、歴史家に絶賛されることは間違いない。

しかし俺たちは忘れていた。
裏切りによって結ばれた盟約はそれ自身も裏切りによって破棄されるということを・・・


〜発端〜
それは定例のサミットでの一幕から始まった。
エジプト「I already know about secret treaty against Egypt!! Russia taught it to me!!!」
     「Russia gave me the information as a reward for 10gold per」
      (文法的に間違ってる気がするけど意味は通じてるので勘弁してぽ」
ロシア 「違う!missleadingだ!ドイツが情報を与えた!私は彼にバトンを渡しただけだ!」
フランス「But, Egypt said Russia gave the information.....」
ドイツ「Surely, Egypt said so, it may be the result Russia gave Egypt the information.」
    (ここがミソ。エジプトがロシアから情報を受け取ったと解釈していると思わせることによって微妙に自分の責任回避してやがる。)
キムチ「その通り荷駄〜。ロシアが悪い荷駄。多国籍軍の出動を要請する荷駄。」
ドイツ「多国籍軍の出動は仕方ない。フランスよ、エジプト、キムチと共に多国籍軍を派遣するがいいだろう。
    しかし私はロシアにつく。友人ロシアが誤解によって糾弾されるのを私は見ていられない。ドイツは圧倒的に不利だが私は戦う。」
    (ここにも外交テクが使われている)
フランス「OK.禿よ年貢の納め時だ。積年の恨みを晴らさせてもらうぞ。」

実際にはもっと煩雑で散文的なやり取りがあったが面白くないので省略。日本語分は多分に修飾してます。


■第1次世界大戦 〜開戦〜
キムチ・エジプトがロシア・ドイツに対し宣戦布告。その後すぐフランスも宣戦布告。
全世界を舞台にした壮大な作戦が開始された。
我が国は西方領土を失っているため早急に兵を派遣することはできず、ドイツを支援する
我が軍の別働隊が戦地に到着するまで戦局の把握は禿からの定時連絡に頼ることになる。
さて、我が軍の編成であるが、
@本土守備隊(各都市ごとマ助っ人兵2、騎士1)
A第1艦隊(ドイツ支援隊) 騎士1個師団(10騎)を投入。
B第2艦隊(フランス本土上陸作戦用部隊) 旧デストロイヤーズの末裔(生き残り部隊)で編成した中世剣士1個師団。
C第3艦隊(遊撃隊)エジプトの懐刀。騎士2個師団、開拓者3部隊、マ助っ人兵1個大隊を擁する大艦隊。
 護衛の艦艇(Caravel5隻)もあり、制海権を握ることもできる。 

ドイツはフランスを包囲する策と役割分担は提示したが、(最低でも10兵は出兵しろ)などの出兵ノルマは提示しなかった。
作戦に精度を求めるならば、各国の出兵ノルマを示すのは当然の事なのだが、禿がこのことをうっかり忘れていたとは思えない。
禿がこの作戦を更に自国の利益になるように利用しようとしているように思える。兵力の出し惜しみによって、別の戦局に兵力を
展開できる。禿の目的は我がエジプトか・・・?いや、それは早急すぎるな・・・。どさくさに紛れてモンゴル侵略する・・・?
いや、そんな反感を買うことするだろうか? キムチかエジプトが裏切る事を警戒、又は隙を見て策を巡らすための予備兵力として展開させるか、
又はエジプト軍のフランス駐留を牽制するのが目的と考えるのが妥当か・・・


この作戦が完璧にうまく逝くとと思うほど俺は人間を信用している訳ではない。ドイツにはドイツの、キムチにはキムチの思惑というものが
あるだろう。フランスだって侮れない。この状況を応用して何か考え付くかもしれない。第1艦隊にはこの程度の兵力でいい。仮に包囲網
を突破されたとしても第2艦隊が本土急襲していては戦意も落ちるだろう。どう転んでもエジプトとフランスは講和可能だ。
問題は余剰戦力を本土防衛にまわすか、遊撃部隊として西方の戦局に対し即時対応可能な予備戦力とするかだが・・・
ここはやはり、撃って出るべきだろうな。英雄は乱を以って世界を制するものだ。

こうしてエジプトの出兵計画は決まり、世界を相手にする初の戦いが始まった。


各国の状態・・・
保有してる軍事力ははっきり逝って分からなかった。都市調査で軍事力を把握されるのを怖れて
攻撃ユニットは都市駐留せず、都市の隣か、自国領奥深くに配置しているみたいだったので。
内政事情その他も分からない。各国都市いくつか調査してみたらカノン砲作ったり騎兵作ったりしてたが。
国際関係ではドイツはそんなに恨まれることはやってないっぽい。うさんくさいのは皆承知してるようだが(w
まぁうちは別大陸国なので基本的に西方の事情はあまりよく分からない。


■第1次世界大戦 〜混迷〜
第1艦隊、第2艦隊、第3艦隊、出撃せよ!
我がエジプトが誇る大艦隊がテーベから(わざわざテーベから出撃するのがポイント)出撃した。
禿からの定時連絡
禿「フランス軍が前線基地に続々と軍を集結させている。キムチ軍の動向はまだ不明だ。」
禿「フランス軍がHeidelburg(ドイツ対フランス前線都市)を攻撃してきた。なんとか守りきった。フランス軍
 第一波は引き上げたようだ。しかしすぐに第二波が来る。至急援護に来てくれ。」
俺「をい、キムチはどうした!?」
禿「今キムチ国境にキムチ軍騎兵8騎を確認した。奴め兵力を出し惜しみしている!」
俺「をい、はっぱをかけたほうがいいんじゃないのか?」
禿「和平交渉時の取り分を減らすぞ、と脅した。騎兵6騎を今生産中だそうだが・・・卿も気をつけろ。
  奴め、何を考えているのやら。」
俺「俺は貴公がキムチに対し外交カードを持っていると考えていたが・・・」
俺「まぁ心配するな。我が別艦隊をキムチに向けて差し出そう。脅しにもなるだろう。これで貸しはチャラだぞ。」
禿「感謝する。」

これで我が第3艦隊は進路転進、当初の予定(ドイツ・キムチ中間点の湾上にて待機)を変更し、
キムチ領に至急向かう為、北海を通りキムチ領に向かうことにした。第2艦隊とは途中まで行動を共にすることになる。

禿「フランス軍の攻撃、考えていた以上に苛烈だ。キムチには予定を変更し到着次第裏切れと言ってあるのだが・・・
  フランスもキムチ軍が動かない事を不審に感じ始める頃だろう。ぇぇい完璧な作戦にならんとは・・!!」
俺「第1艦隊がそろそろロシア沖に到着する。第2、第3艦隊は北海まで行くのにすらまだ時間がかかるだろう。」

第1艦隊が旧ロシア沖(フランス軍によって既に占領されていた。かつてのエジプト領、キムチ領であった時もある)
に到着。近くの丘陵に上陸。待ち構えていた騎兵2騎により上陸作戦においていきなり損害を出す。(騎士2騎損失)
もう少し兵をっていうかむしろマ助っ人兵を連れてくるべきだった・・・!と今更ながらに後悔する。


■第1次世界対戦 〜混迷2〜
っていうかこれはおかしい!?
なんで俺がいきなりフランスから攻撃を受けねばならんのだ!?
俺がフランスを裏切るのを誰かが漏らしたとしか思えない・・・糞キムチめ・・・!!!
しかし妙だな・・・キムチがフランスに情報を漏らしたのなら何故キムチはフランス軍支援
に向かわない?これは・・情報の不届きか・・?それとも何かの策か?とにかく禿には連絡
しておくべきだろう。
俺「フランスから攻撃された。誰かが情報を漏らしたに違いない。」
禿「・・・私が情報を漏らして利益を得ることなど何もない。犯人はキムチだ。」
俺「そうだな。今度ばかりは貴公を信用できる。で、どうする?我が軍がフランス北部を急襲
  するのも恐らく筒抜けだぞ。」
禿「今は耐えるしかないだろう。フランス軍は卿の艦隊に対処すべくフランス北部にも軍を割かねば
  ならない。その分ドイツ戦局のフランス軍は減るだろうが・・・」
俺「キムチがその穴を埋める・・・か」
禿「貴公の軍がキムチを急襲できるようになれば終戦の展望も見えてくるだろう。」
禿「問題はロシアだ。今は我が軍に協力してるが・・・あるいは・・・」
俺「そうだな。キムチがロシアにこの事を知らせていないはずはない。近いうちにロシアから何らかのリアクションがあるはずだ。」
禿「とにかく卿の軍は私と共にドイツ守備についてもらうぞ。」

ここで俺が禿を裏切り、禿を袋叩きにする、という選択肢もあった。
なにせこの策略を思いついたのは禿であり、それを保証するプレーヤーが二人も居るのだから。
計画段階でのフランスの立場がそのままドイツになるのである。
しかし、それではつまらん。禿には生きて私と決戦してもらわなくてはな・・・


■第1次世界大戦 〜乱戦〜
さあここからが乱戦である。キムチ軍、無言でドイツ軍に攻めてくる。こいつは・・・生まれもっての悪党だぜ!!
我が軍の役割は基本的に後方撹乱である。前線と後方の交通網をフランス軍、キムチ軍から逃げ回りながら
破壊。HP回復のために戻っていく敵騎兵隊を奇襲。隙を見てフランス領域にこそこそ入って改善破壊。
しかし、多勢に無勢、我が軍の戦力はじわじわと削り取られていく。
「閣下、援軍を!このままではこの戦域は持ちません!」
「総司令部に予備兵力はない!各々現有戦力にて対処せよ!」
そうこうしているうちにドイツ戦線の我が軍は全滅・・・!
ドイツ戦線の戦局がまったく分からなくなった。

ここからはこのゲーム終了後、禿から聞いた戦況の推移である。
禿がモンゴルに対して、対キムチ同盟の締結を成功させる。一番保有戦力が少ないキムチに対してだから
同盟締結が成功したのだろう。ロシアは話をキムチから聞いていたが、ドイツに味方した。少ないロシア戦力だが、
自国領を犠牲にしてでもドイツを良く守ったらしい。戦況はフランス・キムチ軍優勢。ドイツは前線都市2つ失って
後退。ロシアは2都市だけになっていた。

我が第2艦隊は第1艦隊全滅した頃にはフランス沖合いに到達していたが、兵力を展開せず、水際でフランス軍と
にらみ合いを続けていた。第3艦隊がキムチ領沖合いに到達するのを待って全面攻勢をしかける為である。
(この戦略に意味は無い。気分の問題。)艦隊編成し直し、第2艦隊に開拓者2部隊、騎士1個師団を移していた。


■第1次世界大戦 〜終戦〜

その頃、ドイツの偵察艦艇2隻が我が部隊が展開する洋上に来ていた。

全艦隊準備整い、敵領土に突撃ーーー!!
フランス北部方面軍は、海岸封鎖するほどの戦力も無いほどなので、あっけなく我が軍に
やられていった。第二次デストロイヤー作戦の開始である。主に改善を破壊していく。都市
を一つ破壊し、空き地に開拓者で都市を作る。せまーい領域に二つ都市を作り、そこを補給基地
とした。対キムチ戦線に関しても我が軍はキムチ軍守備隊を圧倒!
ふはははははは!!圧倒的ではないか・・・!我が軍は!!

我が軍がキムチ都市2都市、フランス都市3都市破壊したその時である。
サミット(全体チャット)にてドイツが宣言した。

禿「ドイツは和平を希望している。」
禿「速やかに停戦に応じよ。さもなくば我が盟友エジプトが諸君らを打ち滅ぼすであろう!」
キムチ「good ideaだ。 I agree.」
フランス「me too....」

和平・・・この段階でわへいだとぉ!生ぬるいわ!そのままフランスとキムチを殲滅してくれよう!!!
俺「エジプトは和平には応じぬ」

禿「卿は欲張りすぎだな。このまま和平しても卿にとって得るところは大きいだろうに。」
俺「欲を張って何が悪い!」
禿「それは卿にとっても痛みを伴うものになるぞ。
  現在ドイツの騎兵隊14騎を乗せた艦隊がエジプト近くの洋上で待機している。」
禿「これがbluffであるか卿には確かめる必要があるな。もう少し待つといい。」

2ターン経つ。ドイツ艦隊が姿を現し、続々と我が領土に騎兵を揚げていった。

俺「...OKだ。I agree to peace negociation」


■第1次世界大戦 〜ベルリン会談〜
第一次大戦開戦から終結まで約40分。禿の逝っていた通り長い戦争ではなかったが
各国の被害(エジプト除く)は相当酷いものになった。第一次大戦終結直後の各国のパワーバランスは

ドイツ(エジプトの喉元首都近郊にナイフを突きつけている)>エジプト(フランス、キムチに対して王手)
>フランス・キムチ(ドイツ軍を撃破、首都ベルリンに迫る)>ドイツ

となっている。2国に対して有利を取っているエジプトに対して有利なドイツが交渉の主導権を取るのは
避けられなかった。(漏れが英語堪能であり、首都近郊の損害を無視できれば違っただろうが・・・)
なお、この交渉は、一度ゲームを中断させて、ロビーでやってた(w
まず最初に議題に上がったのが、戦後領土の線引きである。それに関しては、まず戦前の状態にいったん
戻すことで全員の一致があった。我がエジプトは損をすることになるが、反対を言いそびれた(泣
その上で禿がモンゴル領の東半分をロシアに、西半分をドイツに併合するという案を出した。俺と
キムチ・フランスは当然反対したのだが、禿が、世界の最新技術「磁力・職業軍人・
Theory of Gravity、Metallurgy、Navigation、Democracy、Economics、Free Astry」
をエジプトに提供すると言ってきたのでついつい同意してしまった。エジプトが同意すればキムチ・フランス
はそれに従わざるを得ない。今思えば、わざわざドイツからそれらを貰わなくともフランス・キムチを恫喝して
得ればよかったのだが、どうも禿にうまく誘導されてしまったみたいだ・・・。

フランスは戦後復興のための労働力提供をエジプトに要求してきた。ドイツ、キムチ、ロシアもそれに賛成。
なるほど・・・人道的援助か・・・それもいい。一人だけ戦災から免れたエジプトは当然断る事はできなかった。
各国に労働者X4を約束させられる。人口16か・・・かなり痛いな・・・。

その場でドイツは中立国宣言(!)これから200年間は一切の戦争に兵を派遣しない事を宣言した。
ただし、財政援助、武器援助等、交易は積極的に行っていくので困った事があったら何でも相談に乗るよ、だと。

こうして第一次大戦後の世界情勢を決定したベルリン会談は終わった。


やっとベルリン会談まで書き終わったぁ
散文的な出来事を詩的に纏め上げて書くのは結構疲れるよ。
このあと第二次世界大戦(ドイツ除く)、ドイツ・エジプト冷戦構造、
核の恐怖・第3次大戦、核の冬・宇宙船発射競争って流れになっていく。
今はマルチプレイしてる方が楽しい時期なので
気が向いたら書き進めていこうと思ってます。


■ベルリン会談〜第二次大戦(1)
さて、会談が終わり、ゲーム再開、一層激しくなってきたラグに困りつつも、エジプトの兵力引き揚げ作業に
入る。ドイツ軍の我が領土からの後退に合わせて、我が軍も後退させていく。戦場にはドイツ軍の偵察艇が
まだ居る以上油断するわけにはいかない。引き揚げの際に都市をabandonさせておくのも忘れずに。

各国引き上げ作業終わったみたいで、ドイツが早速モンゴルに宣戦布告。モンゴル軍主力はまだ剣士、槍兵
みたいで、ドイツ・ロシア軍あっというまにモンゴル軍を殲滅していったみたいだ。地図が塗り替えられていく・・・
これで地図上ではドイツはフランスと大陸を二分する強国、ロシアはキムチと並ぶ中堅国になった。
実際には国内整備にかなり時間がかかるだろうが。

約束通り労働者(奴隷?復興支援隊ということにしておこう。)の輸送を始める。エジプトは殆どの都市が
人口6以上で、人口12の都市が2つあるので、人口16の損失にも耐えれた。
労働者引渡し場所は復興が進むロシア港町付近を指定。各国に労働者1づつ段階的に引き渡していく。
クレームが出ないように、4カ国揃ってから引渡しだ。

戦中から取り組んできた上水道、大学、銀行建設ラッシュの効果がようやく実りをあげてきた。
体制も民主主義に移行。全ての都市で市場、図書館、銀行、大学を完成させる。総収入457と、おそらく
全ての国家の収入を完全に抜いているはずだ。圧倒的な国力を以って技術的にも先行していくことになるだろう。
これからはしばらく我が国も守りに入るか。戦車ができるまではな!


近代に入り、産業革命の波がようやく我がエジプトにも押し寄せてきた。労働者を大量生産し、
一気に鉄道を敷いていく。これで科学で遅れを取る事は無く何もかも順風万歩・・・
ふふふ。戦車を量産した暁にはドイツなど蹴散らしてくれるわ!実際我が国の生産力は圧倒的なはずなので
パンツアーなど数の力で押し潰してくれよう。ユニットの性能の差が戦力の決定的差でないことを教えてやるよ・・・

一刻も早くMotorized Trasportaitionを得るために、エジプトは大幅な軍縮を始める事にした。
可能な限りユニットの数を減らさなくては。取りあえず、戦場から帰ってきた騎士達をあぼーん。
中世剣士はゲリラ兵になって(6.6.1)の使いやすいユニットになるので、5ユニット残すことにした。
鉄道が敷かれて兵力の集中が容易になるので、防衛兵は少なくて済む。本土防衛兵は都市ごと
に守備ユニットx1、攻撃ユニットx1主要都市には守備ユニットx2を配置することにした。
我が国は本土付近の制海権を支配することがそのまま本土防衛に繋がる。であるので、これから
戦車登場まで軍事ユニットは海上ユニット生産オンリーにする。


ドイツの不戦宣言が切れるまであと200年、今AD540(確かこのくらいだったと思う)で、1ターンに10年づつ
時が過ぎてるからあと11ターンか・・・。短すぎないか・・・?どう考えてもパンツアー前に切れるぞ・・・。
ていうか、これって何か意味あったのか??

技術交換禁止協定は事実上無効化されてるみたいだが、技術交換になかなか応じてもらえない。所持技術を
ちらつかせては一方的に交渉を打ち切りやがる。足元見やがってこいつら・・・!ラグか重いのか、自分が動かせる
ようになるまでやたら時間がかかるので交渉の時間はたっぷりあった。なんとか電気、医術を手に入れる。

海軍ユニットをGalleonにアップグレードし、大西洋方面(エジプトから見て)に10隻、太平洋方面に14隻配備。
最新鋭のIroncladも配備されていった。これだけあっても我が広大な領海を守るには足らない。
早いところ戦艦や巡洋艦を配備したいものである。

ドイツから提案があった。カノン砲5個200goldで買わないか?だと。当然蹴ってやった。ライバルであるドイツに資金援助
なんてするものか。死の商人気取りとはおめでたい奴だ。

チャットの話から推察するに、なにやら不穏な動きがあるようだ。どこかを攻める?なんて話をしているのか?フランスは。
まぁ我がエジプトでなければどうでもいいのだが。フランスがjoin my plan?とか聞いてきた。余裕が無いので
no no I wanna peaceと適当に答える。今は国内整備(鉄道敷設)に忙しいからな。そんなことしてる暇無い。

しばらく経って、連合国艦隊(フランス・キムチ・ロシア)が攻めてきた。


■第二次大戦(2)
敵ガレー船が大西洋側に現れた。1隻だけだったので?と思ったが、次のターンにカラフルなgalleon軍団が姿を現した。
もしかして攻められるのは漏れですか? why will you atacck me, guys? と聞いてみる。
フランス「cavarlyは戦車にアップグレードできない事をドイツから聞いた。だからエジプトにcavarlyを処分してもらいたい。」
漏れ「自分であぼーんすればいいじゃん。」
フランス「もったいない。(i cant kill my boys)」

なんて奴らだ・・・そんなものが攻める口実になると思っているのだろうか・・・?
騎兵が戦車にアップグレードできないなんて当たり前じゃないか、何を言ってるんだ。
その上、在庫整理を兼ねてエジプトに特攻とはな・・・
しかしっ!我が艦隊がここを守っている限りやらせはせんよ!

大西洋艦隊、敵艦隊方面に集中。ふふふ、Ironcladもあるのだ。galleonでは歯がたたんよ。
我が艦隊に怖れをなしたのか、敵艦隊が後退していく。ふふふ。やはり海軍力を増強しておくのは正解だったな。

6ターン後、エジプト北側、北海方面から敵艦隊出現、無防備な辺境の地に続々とcavalryを揚げていった・・・


我が国エジプト北部にに連合敵軍Cavarlyが上陸していった・・・。
数は、ひーふーみー・・・13騎・・・!と後フランスのCannon砲x5。主力はフランス軍(騎兵x8)でキムチ騎兵x3、ロシア騎兵x2
フランスはまだ兵力を温存していたのか・・・ドイツ方面の戦力はそれほどまでに多かったか・・・大戦時の戦略を見誤ったかな・・・
(とはゲーム当時は思わなかったが、リプレイを書いているとそういうふうに思う)
後続もなさそうだし、 そう脅威でもない数だが・・・
今存在する本土防衛軍は都市防衛のマスケット兵と騎士x7のみ・・・少々分が悪いか・・・
しかし・・・主要都市では今工場を建設中・・・!! いま戦争してCavarlyに生産を切り替えたくない・・・
主要国との回線を開く事にした。

漏れ"What do you want, guys? money? territory?"
フランス"I just wanna get win, wing"
漏れ (まずいな・・・やる気まんまんかよ(´Д`;)
漏れ"Dont attack me..plz... I only have 5 units now...
if you attack me, I'll be destroyed. please please..."
フランス"sorry, I'll attack you, GL"

致し方ない・・。鉄道による主要都市間の連結は済んでおり、兵力の集中が容易だ。
しかし鉄道網の未だ及ばぬ北端都市群は放棄せねばなるまい。北部主要都市の
ワシントン(アメリカプレーヤーを滅ぼした後、敬意を込めエジプトの都市名から変更した)、ニューヨークに
兵力を集中。ともに人口12都市丘陵の要塞都市である。マスケット兵と騎士の大群を集中させる。
さぁ素直に都市攻撃してこい。その為に下手に出て、兵力を過小申告したのだから。頼むから改善は破壊しないでくれよー。


キムチ軍が最北3都市のうちの一つ、Butoを攻撃、
ロシア軍がもう一つの都市Edfuを攻撃してきた。そしてフランス軍はワシントンに向かってくる。
EdfuとButoはマスケット兵1のみで、すぐに敵の手に落ちた。
問題のフランス軍だが、騎兵のスタック移動で、どうやら改善を破壊する気はないようだ。
山を伝ってワシントンに迫る。騎兵x8はワシントンを攻撃。我が軍はさしたる被害も無しにこれを撃退。
生き残った敵騎兵も騎士で殲滅した。ここでロシア、キムチに和平提案を持ちかける。

北部3都市は君たちに譲渡するので今後我が軍に対する戦争は止めてくれ。友達になろう。
という内容のものだ。正直、これまでの流れが殺伐としすぎて疲れたというのもある。
この頃の漏れは共にフランス・ドイツに対して戦う友人が欲しかった。
ドイツ・フランスに比べ、外交的にだいぶ遅れてるという危機感もあった。
彼らは世界に対して序盤から活発に働きかけてるからだ。
ロシア・キムチはこれに頷く。例え口約束の友好なれどとりあえず戦争は終わらせた。
とりあえず、フランス・ドイツ共に我が国に対しては
攻め手を欠くはずである。ドイツとフランスが反目している限りは。

#今レポート書いて一番驚いているのが、このゲームが「外交ゲーム」だったことだ。
Ladder含め多くのマルチプレイの経験をしてきたが、外交能力が問題になるゲームは
滅多にない。Ladder Gameであれば同盟を組むことさえも少ないのだ。
この事については話を終わらせた後で詳しく書こうと思う。


■ドイツ・エジプト冷戦
さて、最初の大戦が終わり、戦後の混乱期を過ぎた後は
西方大陸では争いという争いはどうやらおきてなかったみたいだ。
第二次大戦過ぎてからはしばらくマターリした時代が続いた。
第二次大戦過ぎてから漏れも積極的に外交に働きかけることにする。
まず、全国家の集団安全保障(mulutical protection between all countries)の提案。
面白い事を言うとロシアやドイツから褒められたが、結局流れた・・・。会話の流れからいって
相変わらずロシアはドイツと緊密、フランスはキムチと、って感じか・・・。
若干我が国が孤立している感があった。そこでロシアとキムチにのみチャンネルを開き
提案。ロシア、キムチ、エジプト3国の間で相互安全保障体制を取らないか、と。
だが、失敗。なんとかうまく誘導しようとしたんだが・・・。

ドイツが進化論完成、そして次のターンにフーバーダム完成。は・・はやい・・・
グラフをみてみるとドイツの軍事力が増えていくのが分かる。どうもパワーバランスが変化しつつあるようだ。
フランスは都市詰めて作っているのでこれからの生産力ではドイツに対抗できないっぽいなー。
後でチャットで話したんだが、ロシアは技術開発を止め、金を全額ドイツに渡していたそうな。
そして戦争でリーダーが2人生まれていたと(w 一人はフーバーダムで、一人は紫禁城で使ったらしい。

我が国は、鉄道、工場も作り終わり、順調に生産力を増やしていった。
ライフルマンへのアップグレードも終わりこれからの事に備えてライフルマンを増産していく。
キムチ、ロシアと技術協力して歩兵までたどり着くも、ここでドイツのフーバーダム完成の報を聞く。
どうやらまたも我が国は技術的に遅れだしたようだ。病院、火力発電所も作り終わり、もう必要な
都市改善は作り終えた。さぁそろそろ西方の安全保障問題に介入しようか。


西方大陸に干渉したいが、エジプトは西方への架け橋を持っていない・・・
やみくもに戦乱を持ち込むのはポリシーに反するものだ。ここはエジプトの存在を
アピールする合図を送っておくべきか。フランスとキムチのみに回線を開く。
友軍フランスとコリアのために歩兵15兵をいつでも派遣できると両国に伝えた。
過去の争いは止め、共にドイツの脅威に立ち向かおう、両国は対独秘密協定に調印する
べきだとの声明を発表した。フランスとキムチはこれに同意。
どうやらエジプト主導でうまくいったようだ。必要な事とはいえ、進化論とフーバーダムを一気に
完成させた事が周辺国に脅威と受け取られたようだな・・・ククク

大量に作ったライフル兵を一気に歩兵にクラスチェンジさせる。ガレオンに積み込み、
フランス東部、ロシア国境側に移動させる。ロシア国境側にドイツ軍のパンツアー戦車出現・・・!!!
戦車出現はフランス側でも確認したそうだ。フランスがパンツアー戦車が整わないうちに攻め込む
べきだと進言してきた。エジプトこれに同意。ロシア国境に歩兵x15を降ろす。
一触即発の事態となった。次のターン、ドイツが話しかけてきた。
禿「攻め込むのはあと20ターン待ってくれ。そうしてくれればMortalizationまでの技術を提供しよう。」
漏れ(ううむ・・・こう言ってくるってことはドイツにはまだ十分な軍備はないのか・・・
    今攻めたほうがいいのだろうが・・・生産力ではエジプトが勝ってる筈なので
    戦車で蹂躙ってのも悪くないかも・・・歩兵で押し切れるとも限らんし、改善破壊してるうちに
    十分な戦車を完成させられてもかなわんしな・・・素直に技術貰っておくか・・・)
漏れ「OK ただし他の国には技術渡すなよ。」
禿 「心得ている」    

これによってエジプトはエレクトロニクス、大量生産、自動車の技術を得る。


エジプトは戦争に備えるため、海沿いの都市では戦艦を建造し
内陸都市では戦車を生産していった。戦艦、輸送艦、戦車でごり押ししていこうと
考えていたのだが、後にその戦略の甘さに気づく事になる。

10ターンほど経って、ロシアがもうこのゲーム止めると言い出した。漏れや禿は引き止めたが無駄だった。
まぁ万年弱小国では無理も無いか。ロシアは良く頑張った。ロシアの領土はドイツに託すと言って
彼は去った。彼が居なくなった事により、少しタイムラグが改善された。禿はロシア領をフランスに差し出した。

それから更に6ターン後。財政出動もあり、戦車20体、戦艦6隻、輸送艦6隻を作り上げる事ができた。

戦艦6、輸送艦4、戦車20、歩兵10、ダミー輸送艦2から成る艦隊を西方大陸に
向けて出撃させた。そろそろ対独不戦条約の有効期限だ。

その後も引き続き海沿いでは戦艦、内陸では戦車を作り続ける。Flightの技術を得てはいたが、戦闘機、
爆撃機は役に立たないだろうと思い。全く生産しなかった。


さて、ドイツと戦争するにあたってフランスとキムチを対独参戦させる必要がある。
外交使節を両国に送った。外交カードは技術だ。ラジオと自動車の技術と引き換えに
フランスに参戦を要請するが、拒否される。Neutral standingならOKと言われる。しょうがないから
その条件で技術供与することにする。まぁどちらにしろフランスに対しては無料で技術を与えるつもり
だったが。すぐさまキムチと交渉。同じように対独参戦を要請し、快諾される。技術は大量生産、自動車
飛行機、エレクトロニクス、ラジオ。キムチの持ってない技術全部与えるようにする。これで恩を感じてくれる
かどうかは分からないが・・・。パワーバランスを保つ上で小国に対しての技術供与は大切だ。
前哨戦としての外交戦はまぁまぁ成功だろう。キムチの戦力は殆どあてにはならないが・・・

エジプト艦隊は独東海岸からの上陸を避け、大きく迂回して南海岸からの上陸を計ることにした。
対エジプト最前線となるであろう東海岸の都市Nurembergは戦車x16、戦艦x3が集結している。
更に紫禁城が建設され、丘陵、人口16、生産52、沿岸要塞有りの超要塞都市だ。ここをまともに攻めるのは
馬鹿げている。辺境に歩兵を分散させて展開し、前線に通じる鉄道網を破壊しながら敵都市を攻略していく算段であった。


■一週間戦争(1) 〜エジプト艦隊壊滅〜
東海岸を大きく迂回し、ドイツ真南に艦隊を展開、さぁこれからドイツ南海岸都市Munichに迫ろうとするその時であった。
人知れず我が軍の輸送艦のHPが減っていくではないか。周囲に敵軍の姿は見えないのに何故・・・
って潜水艦か! なんてこった・・・潜水艦に対する備えを忘れていたとは・・・・
このまま黙ってやられるわけにはいかない。まだダミー輸送船がやられただけだ。前進して戦車を敵領土に降ろすべし!
致命的失敗だった。今落ち着いて考えてみれば、なぜ全軍撤退しなかったのかと小一時間問いつめたい。

戦艦、輸送艦ともに全速前進! なんと敵戦艦x6が待ち構えていた! こちらが移動を終えた後に敵戦艦が攻撃してくる!
戦車x20を乗せた輸送艦隊全滅!守勢に弱い我が戦艦も敵戦艦の前に次々と撃沈していった・・・
次のターンに残った残った艦はぼろぼろになった戦艦x2・・・あっけにとられてる間に戦艦の一つが撃沈。
最後の一隻は戦域を全力離脱・・・結局この海戦で生き残った艦はHP1の戦艦一隻だけだった・・・

潜水艦によってこちらの展開は全てドイツに筒抜けだったわけか・・・。紫暗号読まれて負けた日本のようだ・・・

hahaha Egypt died in Midway!!!
うるさい! くそー調子に乗りやがって


■一週間戦争(2)
しばらく艦隊壊滅して( ゚Д゚)ポカーンとしていたが、敵軍による改善破壊の報せを受け
我に返った。なに!まさか敵軍に上陸を許したのか!? 
我が海軍は戦艦で油断なく警戒していたが今まで怪しい影一つ見なかったぞ!
画面をスクロールして見てみるとエジプト東海岸で哨戒任務に当たっていた戦艦x2が消滅していた・・・
敵軍の構成が全くわからん((;゚Д゚)ガクガクブルブル 急遽、西海岸の戦艦と輸送艦を派遣、戦艦を緊急生産。
そうこうしてる内に次々と爆撃機が飛んでくる・・・爆撃7回確認・・・うち4回改善が破壊された・・・

おっと北東の海域で哨戒していた戦艦を忘れていた。急遽南進。敵空母x2、輸送艦x1を確認・・・
とりあえず、輸送艦x1である事に安心。海軍力増強のため派遣できる陸上戦力は少ないと見た。
しかしこのまま爆撃を喰らうわけにもいかぬ。しかし今のところ制海権を握られている為なにもできない。
ドイツと会見し、和平への道を探ることにした。

外交画面を開いたが、供与できる技術は何もない。なにか使える外交カードはないか・・・
と考えていると、禿が、ドイツ西、エジプト東の間の制海権をドイツに与えるなら和平しても良いと
言い出した。どういうことかと聞くと禿は外交画面を閉じpauseして、ドイツ西、エジプト東の海域に
エジプトは一切海軍力を配備しないこと。ドイツの艦艇がエジプト東海岸沖に駐留することを認めろ。
という条件だった。これはかなり痛い条件だが、海軍力が激減している今は呑まざるをえなかった。


■核の恐怖(1)
和平が成立し、ドイツ軍による爆撃は止んだが、ドイツ海軍の
進駐を許す事になった。ドイツ輸送船、空母がまず我が領海に入ってきた。
おそらく護衛の潜水艦部隊もどこかに潜んでいるだろう。しばらくしてドイツ海軍の戦艦
4隻が姿を現し、警備に就いた。しかしこれだけの海軍を作り上げるとは・・・
しばらく前は内陸国であったことが信じられん・・・
エジプト東の制海権を完全に握られているも領土は健在。そう簡単に侵略を許す状態ではない。
戦車部隊20隊を始め、エジプト空軍を創設。主要都市に戦闘機を配備した。

Munich南沖海戦の大敗から学び、海軍は潜水艦部隊を主力に、空母と戦艦を併せ持つ機動艦隊を
編成することにした。とはいえ、大敗の影響は大きく、失った戦力はなかなか回復しないのだが。

それからしばらく( ´ー`)y-~~した時間が進む。
ドイツが攻め込んでくるのかと思ったが、そういう気はないらしい。
あれから輸送艦の一隻も領海に入ってくる事はなかった。
キムチと技術協定を結び、こちらのすべての技術を与える代わりに、戦争が起こればエジプトに
付く事を約束してある。フランスとは技術交換が普通にできている状況であった。

ロシアが抜けた事により、エジプト北方3占領都市の一つがドイツ領になっていた。
目の上のたんこぶである北方3都市をどうするか・・・。このままでは本土守備兵も含めた大規模な
戦略行動が取れない。攻め手に欠くことになるだろう。状況に余裕が出てきたので解決を計るこ
とにする。フランス、ドイツ、キムチと個別に会談した結果、それぞれ100年後に返還ということになった。
100年という条件は兵の撤退のための期間として設ける(譲歩を引き出す為の効果も考慮して)
ドイツは無料で返してくれることになったが、フランスとキムチに対しては金20gold per払う事になった。

Fission発見後しばらく経って世界はまた動き出す。戦略資源Uraniumはエジプト領に3個、
フランス領に1個、キムチ領に1個存在していたが、西方最大の領土を持つドイツには1個もなかったのである。


■核の恐怖(2)
ウランが無いドイツ、唯一ウラン輸出可能なエジプト。
このゲームにおいて圧倒的な優位に立ったことを確信した。ドイツがウランを得るには
フランス・キムチに侵攻するか、貿易によって得るしかないのだが、今までの展開から
ドイツは貿易によってウランを得ようとするだろう。だから待った。

しばらくしてドイツが会見を求めてきた。エジプトがドイツにウランを供与する代わりに
ドイツ海軍はエジプト東から引く。そしてICBMを容認しない態度を示せ。というものだ。
当然この提案は予測していたので即答でAgreedした。
やはり禿はこのゲームを崩さないように配慮しているようだ。
この交渉は双方共に利害の一致した実にスマートで興味深い戦略であった。

ドイツが全体チャットで核兵器禁止を訴えかける。すでにFussionの技術は広まっている
ので各国共にドイツにウランが無い事は分かっていただろう。それにICBMは小国が勝利する
チャンスを広げる兵器でもある。キムチは熱烈に核兵器ヽ(´ー`)ノマンセーのようだ。
我が国は約束通り禁止の側。マンハッタンプロジェクトの禁止を提案した。

ここで一時中断の時となり、4日後に再びプレイする約束になる。一番ラグがひどい
フランスプレーヤーは高速回線に切り替えると言っていた(事実その後のプレイでは
ラグが少なくなった)


■核の恐怖(3) 〜ハルマゲドンに備えて〜
マンハッタンプロジェクトを作らないと提案したのだが、その次のターンにキムチが
マンハッタンプロジェクトを完成させてしまった・・・こうなったらもうどうしようもない。
世界は核戦争への道を歩む事になった。

この頃からresynch error起こりまくる。だいたい4ターンに一度は落ちた。
ゲーム自体も前にも増して激重くなった。かなり悲惨な状況だったけどここまで
来ては止められないっていうゲームでした。

技術交流も活発化し、このまま核戦争の恐怖を抱えながら宇宙船開発競争になるか・・・?
と思われた。それから最終戦争まで戦争は起こらなかった。各国共に技術協力していき、
軍備を整えているのか、それとも宇宙船のパーツを作っているのか・・・。
その頃キムチとエジプトは蜜月関係にあった(キムチは石油をエジプトに依存)
ので、一番先制核攻撃しそうなキムチの魔手からは逃れられそうだ。


自国領に核が落ちても戦争継続できる態勢を作っておくべきだと考え、主力軍は全て
海軍所属とし、本土防衛戦力は最低限に留めることにした。こうして戦力改編を行い
最終戦争直前のエジプトの配備は

陸上戦力
@エジプト北部ツンドラ地帯の真ん中
ICBMx6
現代機甲部隊x3
Aエジプト辺境地帯各所にそれぞれICBM二基づつ
ICBMx12

海上戦力
@エジプト西洋上
  戦艦x5 潜水艦x5 輸送艦x2 現代機甲部隊x14 空母x1 爆撃機x4
  原子力潜水艦x5(with 戦術核ミサイル) イージス艦x2 
Aエジプト東洋上
  戦艦x4 潜水艦x4 輸送艦x2 現代機甲部隊x10 
  原子力潜水艦x4(with 戦術核ミサイル) イージス艦x2
Bフランス北部洋上
  戦艦x2 潜水艦x2 輸送艦x1 現代機甲部隊x6

で、生産リストはすべてICBM(w


■ハルマゲドン(1)
最初に核のボタンを押したのはエジプトだった。
核戦争のための全ての用意ができたので、何の告知もせずにICBMを一基ずつ発射し始めた。
この狂った世界を終わらせるのだ。自分は安全なシェルターに篭りながら次の標的を決めていく。
最初の目標はは勿論ドイツの首都ベルリンである。そこから扇状に広がるドイツ主要都市に
ICBMを投下。ドイツ主要都市を破壊し尽した所で、ドイツから報復攻撃があった。テーベ、メンフィス、
ワシントン、ニューヨークが一瞬で破壊される。テーベは2回のICBMで完全に廃墟と化した。

ラグが凄まじい・・・一発ICBMが発射される毎にゲームが30秒近く止まる・・・終末戦争らしくガタガタだ。
キムチがフランスに宣戦布告・・・ICBMがパリに投下されたか・・・あの2カ国にはICBMは少ないだろうから
通常戦力による激戦が繰り広げられるだろう。まぁ宿敵ドイツを始末さえすればこのゲームの勝敗はつくだろう
と思った。ドイツのICBM投下が止んだ。ドイツの方はもう弾切れか・・?
さて、こちらもまだまだ弾は残っている・・・ふふふ・・・世界を火の海に・・・
ドイツの全ての都市にICBM投下完了・・・残りのICBM3基はドイツ艦隊を発見したときのために取っておこう。

ここで致命的悲劇が訪れた。
西方大陸に乗り込んでドイツを直接占拠してやろうと思い、エジプト東洋上の艦隊をドイツ西岸に向けて動かした。
全てのユニットを動かしたその時、艦隊の横にドイツ潜水艦が姿を現した・・・
しまったぁーー!!!艦隊の位置を掴まれた!
案の定、そのターンの内に敵ICBMが我が艦隊の横を掠め原潜x2を破壊していった後、
完全に位置を掴んだICBM2発によってエジプト東洋艦隊は壊滅した。
あと20秒艦隊を動かさずに待っていたらこの悲劇は避けられたものを・・・


■ハルマゲドン(2)
こうして最終戦争は相手の軍隊の位置を掴んだ物がICBMによって勝利するというなんとも
味気ないものとなった。この事に気づいたのはドイツスパイが捕まった時である。
ドイツがしつこくスパイを送ってくる。なるほど軍事作戦の陣容を知られるのは脅威だ。
漏れはこの事に全く気づいてなかったので、ドイツが我が国の軍事作戦を知る事に成功
していたら我が軍は何も成すことなく壊滅していたであろう。

エジプト西洋艦隊は、敵潜水艦を撃破したあと、更に迂回して無事にドイツ東岸に付けた。
ここから機動部隊を大きく散開させて敵都市を攻略していく。機動部隊を降ろしたあと、
艦隊は敵ICBMによって全滅した。結局たくさん用意した戦術ミサイルは使わずじまいだった。
何の抵抗もなく敵都市を3つ落とした頃にドイツ艦隊がエジプト東洋上に姿を現す。警戒していた
のがイージス艦であって、気づいたのはこちらが先だ。ICBMを見舞ってやって敵戦艦部隊を撃滅
した。ちょうどこの頃だったか、フランスが滅亡した。キムチが勝つとは思ってなかったのでびっくり
したのだが、いよいよ終局に近づいているようであった。

ドイツ戦局はこちらが圧倒的に優勢に進んでいたが、ドイツを制するに当たって
鬼門とも言える場所があった。ドイツ沿岸は平野なのだが、奥地に入るに従って山岳地帯になる。
視界の上ではこちらが圧倒的に不利なのだ。その山岳地帯を越えた場所にドイツ最後の都市があった。
そのドイツ最後の都市攻略のために持てる機動部隊全てをつぎ込み、山岳を越えにかかった。
最後の機動部隊が山岳に入ったと同時にドイツのICBMが山に降り注いだ。そのICBMによって我が機動部隊
は全滅。エジプトはドイツを降す手を失った。

終局

全ての機動部隊、艦隊を失い、新しいユニットの生産もできない・・・
エジプトは積み状態だった。しばらくしてエジプト東岸からまったくどこに隠し持ってたのか分からない
ドイツの機動部隊が上陸・・・エジプト全土が制圧され、エジプトの歴史は幕を閉じたのであった。
漏れ"Good Game";y=ー( ゚д゚)・∵. ターン

結局その後、エジプトを滅ぼしたドイツ艦隊がそのままキムチに侵攻。最終的な勝利はドイツの物と
なったそうである。


20 :wingston :02/12/02 13:28 ID:tu7iqtq/
これらは実際のゲーム中の出来事です。(交渉時の台詞は多少修飾
してますが)Civilization3PTWではこのようにリアルな戦略的、外交的
取引が楽しめます。本格的な戦略級ゲームに飢えている方は是非、このゲーム
を手にして日本人同士で対戦しましょう!




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